菜の花を使った料理
辛い冬が終わるとやってくるのが春です。
春しか食べられない食材として知られているのが菜の花です。
菜の花はクセがありますが、栄養価が非常に高いです。
なんといっても精神面や情緒を司る器官(肝)を安定させる平肝作用があります。
春はこの器官が活発化します。
そうするとイライラしたり、怒りっぽくなったり、ひどい場合は
鬱になったり・・・
せっかく過ごしやすい春を迎えるのですから精神面は安定させて
おきたいところです。
クセのある菜の花は美味しく無いと感じる方は多いですが
栄養価は高いし、美味しく調理することもできますので
春に一度くらいは食しておきましょう。
菜の花の栄養素
菜の花に含まれている栄養素は3つ有ります。
<ビタミンC>
抵抗力を高める働きがある。ウイルスから体を守ってくれます。
肌荒れにも効果あり!
<ベータカロテン>
細胞の劣化を防ぎます。粘膜や肌の保護効果があり美肌づくりに貢献してくれます。
<カリウム>
体内の塩分バランスを整えるとともに血圧を正常化してくれます。
美味しく食べられる簡単レシピ
<たけのこと菜の花のあんかけ>所要時間15分ほど
春といえばたけのこも旬です。旬の食材を使った春ならではの料理です。
昼間はぽかぽか陽気が続きますが、まだまだ気温の差が激しいので
体調を崩しやすい季節。しょうがを加えることによって体温上昇も期待できます。
○材料○(量はお好みで)
たけのこ、菜の花、生姜
@たけのこは一口大の薄切りで。菜の花は芯は硬いので使わない。3センチぐらいに切っておく。しょうがは千切りで。
A菜の花を軽く湯通し
Bフライパンに油を引いてしょうがを炒める。香ってきたらたけのこを炒める。
だし汁(100cc)を入れ少し煮る。
C酒、しょうゆ、みりん(それぞれ小1)最後に菜の花を加えてカタクリでとろみを付ける
完成!!
とろみをつけているのでご飯にかけると非常に美味です!菜の花に
とろみがからんで苦味を感じない作りになっています。
<胡麻和え>所要時間10分ほど
胡麻和えといえばほうれん草ですが、菜の花も相性抜群です。
ゴマはビタミンEが豊富なため肌荒れしがちな春先には良いでしょう。
もう一品何かほしいって時に作るといいですよ。
○材料○
菜の花、ゴマ
@あんかけ時と同様に硬い部分を落として3センチぐらいに切る。
A軽く茹でる。※鮮やかな色を保持するために冷水に通して水気を切っておく
Bごま、さとう(小1)しょうゆ(小1)だし汁(小2)を混ぜておく
C菜の花を加えて和える
完成!!
ほうれん草より食感がはっきりしていて美味しいです。甘みがあるのでお子さんも
パクパク食べることができます。